受動態 文法

受動態

受動態①

be動詞+過去分詞で「受け身」の表現になる。

「~される」(行為者が主語にならずに行為を受ける対象が主語となる)

The money was stolen yesterday.

昨日お金が盗まれた。

※ 受動態はしばしば動作主を省略する場合・不明の場合に用いられる。

〈動作主を表す場合〉

The money was stolen by someone (that man).

誰か(その男)にお金を盗まれた。

The computer was broken.

パソコンは壊れていた。

【解説】

例文は「壊れていた」という「状態」を表しています。

「壊れた」「壊された」ことを表したい場合は、

The computer got broken.

パソコンが壊れた(壊された)。

get +過去分詞で「〜の状態に変化した」ことを表します。

《現在進行形・受動態》

The new house is being built.

新居が建てられています。

《現在完了形・受動態》

The new house has been built.

新居が建てられました。

※ built = build「建てる」の過去分詞

受動態② get +過去分詞

get +過去分詞で「~される」という受動態を表す。

〈be動詞+過去分詞との違い〉

①My shoes was stolen.

僕の靴は盗まれた。

②My shoes got stolen.

僕の靴が盗まれた。

※ stolen = steal「盗む」の過去分詞

①The man was arrested.

男は逮捕された。

②The man got arrested.

男は逮捕された。

※ 事実を記す新聞では①

①They were divorced.

彼らは離婚した。

②They got divorced.

彼らは離婚した。

①He was run over and killed.

彼は車にひかれて死んだ。

②He got run over and killed.

彼が車にひかれて死んだ。

※ run over(熟)〈車が〉~をひく;あふれる;ちょっと立ち寄る

【解説】

be動詞+過去分詞は客観的な「事実」「状態」を表します。

get +過去分詞は「動作」が主体で「状態が変化する」ことを強調し、予期しない事態や好ましくない事態の場合が多いです。

受動態③ 自動詞の完了形・過去分詞の形容詞化

be動詞+過去分詞 で完了形を表す場合もある。

Fall is come.

秋が来た。

※ Fall has come. と同じ。

※ come = comeの過去分詞

※ fall は autumn でも可

She is gone.

彼女は行ってしまった。

※ She has gone. と同じ。

【解説】

be動詞+過去分詞で完了形を表す文は自動詞(目的語を取らない動詞)の場合のみです。

come、go は主として自動詞として用いられます。

※ 自動詞の完了形は古い言い方で、現在では have +過去分詞がふつう。


be動詞+過去分詞が「〜される」という意味にならない場合もある。

The TV is broken.

テレビは壊れています。

※ broken = break「壊れる」の過去分詞

形容詞「壊れた」

a broken TV  壊れたテレビ

The fish was frozen.

魚は凍っていました。

※ frozen = freeze「凍る」の過去分詞

形容詞「凍った」

a frozen fish  凍った魚

【解説】

過去分詞は形容詞にもなります。

このような例は過去分詞が形容詞化している文です。

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